そろばんのやめどきはいつ？「やめたい」という理由と対処法も解説

せっかく続けてきたそろばんを子どもが「やめたい」と言い出すとちょっともったいなく感じますよね。

でも、子どもなりに理由があるのも分かります。こういったときにはどうしたら良いのでしょうか？

「実際に私も中学1年で一度そろばんをやめました」

この記事では、「そろばんのやめどき」をテーマに解説します。

記事を読んで、そろばんの継続についてお子さんと相談してみてください！

注目

そろばんは一生使えるスキルが身につく素晴らしい習い事だと思います。

でも、「習得までに時間がかかる」などのデメリットがあるのも事実。そろばんを習うデメリットも知って、総合的に検討してみましょう。

そろばんを習うデメリットは見逃せない！？メリットと共に解説【習い事を探す親は必見！】

この記事を書いた人

りり
（そろばん生活運営者）

PROFILE

✓ そろばん歴10年

✓ そろばんの魅力・おすすめ教室などを紹介

✓ ふたりの子どもにもそろばんを習わせています

詳しいプロフィール

続きを見る

そろばんのやめどきはいつ？

そろばんのやめどきを考える際には、以下の２点から考えると良いと思います。

「それぞれ解説しますね」

やめどき①：検定を目安にする

そろばんに関係する検定としては「珠算検定」と「暗算検定」があります。

やめどきの１つの目安として『目標としていた急に上がったタイミングでやめる』という家庭も多いです。

社会的には「珠算検定３級」から履歴書に書けますし、「珠算検定２級以上」になるとそろばん教室の先生の求人に応募できるようにもなってきます。

よみかきそろばんくらぶでは、珠算２～３級以上で講師に応募できます。

将来の仕事の選択肢を広げるという意味で考えると「珠算検定２級以上」をとったタイミングがやめどきと言えるかもしれません。

「“暗算ができるようになってからやめる”という家庭も多いようです」

やめどき②：かけられる時間を目安にする

当たり前ですが、そろばんは練習しないと上達しません。

そのため、生活の中でそろばんに使える時間が減ってきたときがやめどきの１つの目安になっているようです。

具体的には、以下のようなタイミング。

小学校に入学して興味の広がりから習い事が増え、そろばんにつかえる時間が減るケースも多いようです。

その他には、「受験に向けての勉強が始まった」「部活が忙しくなった」などの理由も多くありました。

「無理やり詰め込んでも仕方がないので、優先順位をつけることが大切な時期ですね」

そろばんを「やめたい」という理由と対処法

「そろばんをやめたい」という理由でよくあるのは以下の5パターンです。

「ぞれぞれの対処法も紹介しますね」

理由①：そろばんの先生が怖いからやめたい

そろばんの先生との相性が悪いケースですね。先生も人なので、相性があるのは仕方がないこと。

もし、やめたい理由が「先生との相性」のみであれば、そろばん教室を変えるのもありだと思います。

以下のようなオンラインそろばん教室であれば、どこに住んでいても受講できるのがメリットですね。

注目

よみかきそろばんくらぶは、1回あたり1,100円～そろばんが習える。

国語も教えてくれるオンライン教室で無料体験をしてみよう！

オンラインで気軽に学べる！

よみかきそろばんくらぶ
【無料体験】の申し込み

理由②：そろばん教室に友達がいないからやめたい

「友達がいないからやめたい」「友達と同じ習い事をしたい」というのはよくある理由ですね。

大人からしたら「そろばん教室は友達と遊ぶ場所じゃない！」と思っても、子どもにとっては友達の存在は大きいものです。

子どもの言い分にも耳は傾けつつ、そろばんの楽しい部分、子どもが意欲的に取り組めている部分を伝えながらモチベーションを上げてあげましょう。

「私も最初は友達と一緒がいいなって思った」

「結局はそろばん自体の魅力がモチベーションになっていきましたね」

理由③：そろばんが楽しくないからやめたい

そろばん自体が楽しくないという子もいるかもしれません。一度こうなると、なかなかご褒美作戦でもつれなかったりしますよね。

この場合、子どもの扱いに慣れていて楽しく授業を進めてくれるそろばん教室を別に探すのも良いと思います。

その他には、「親も一緒にそろばんを習う」という作戦も良いと思います。特に、年齢が小さい子の場合には、親と一緒にやれる習い事はわりと喜んだりしますよ。

教室に習いにいくのは気が引ける場合には、以下のような大人も対応してくれるオンラインそろばん教室も利用してみると良いかもしれません。

まなぶてらすは大人でもそろばんを受講することができます！

詳しくは「まなぶてらすの口コミ・評判」の記事もお読みください。

まなぶてらすの評判・口コミ【そろばんを無料体験してみた感想】

理由④：そろばんを練習する時間がないからやめたい

部活や受験勉強が始まり、そろばんを練習する時間がとれなくなってくると「やめたい」と思う子も多いようです。

練習をしていないわけですから、そろばん教室では周囲がどんどん昇級していく中、自分だけ取り残されている…という状況にもなっているのかも。

他にも習い事をしているようなら、優先順位をつけて時間を捻出しても良いかもしれないですね。

理由⑤：他の習い事をやりたいからやめたい

「他の習い事をやりたい！」という理由もよく聞きますよね。

お金と時間に余裕があるなら他の習い事と併用するのもよいと思いますが、あまり詰め込みすぎるのも大変になります。

おすすめなのは、以下のように習い事を組むこと。

我が家の場合には、親の希望で「そろばん」、子どもの理由で「チアダンス」を習わせています。

他にやりたい習い事が出てきたときには、「チアダンス」と変更するかを検討させるようにしている感じですね。

「どんな習い事も『1年は継続すること』という約束はしています」

実際に私がそろばん教室をやめた時期と理由

実際に私は、中学1年生で一度そろばんをやめました。その後、大学生になってからそろばんを再開しています。

そろばん教室をやめた時期・理由

中学に入って、バレーボール部に入ったのですが、部活での練習が忙しくてそろばんをやる時間がなくなってしまいました。

平日は18時くらいまで練習でしたし、土日も試合や遠征などで部活に行くことが増えたんですね。

本当はそろばんも好きだったのでやめたくなかったのですが、月謝もかかってしまうので仕方がないですね。

月謝制じゃない習い方もある

これは大人になってから知ったのですが、「まなぶてらす」というオンラインで学べるそろばん教室は、月謝制ではありません。

利用した分をポイントで支払うシステムなので、忙しい人には嬉しいシステムですよね。

詳しくは「まなぶてらすのオンラインそろばん教室」の記事で解説していますので、ぜひお読みください。

まなぶてらすの評判・口コミ【そろばんを無料体験してみた感想】

そろばん教室を再開した時期・理由

一度は中学1年生でやめたそろばんでしたが、大学生になって再度習い始めることにしました。

そろばんの先生になるつもりはなかったのですが、「珠算検定2級以上でそろばん講師ができる」って知ったのが再開した理由です。

資格をもっていることで、仕事の幅が広がるならと思ってやり始めました。

「そろばん自体が好きだったのもあるんですけどね」

そろばんをやめる際の注意点

そろばんをやめざるを得ないときに、以下の2点に注意すると良いと思います。

「それぞれ解説しますね」

注意点①：消極的な理由でやめない

子どもが「やめたい」といった理由が消極的なものであった場合でも、できるだけポジティブな形で区切りをつけられるようにしてあげると良いと思います。

例えば、「次の検定に合格したら」「8か月の節目まで続ける」など。

子ども自身が『やり切ったな』と思えるような理由を一緒に考えてあげましょう。

注意点②：やめるときの教室への伝え方

そろばん教室をやめる際に悩むのが「どのような理由で教室へ伝えるか」ということではないでしょうか？

基本的には、やめる理由の詳細は伝える必要はありません。以下のような理由で十分です。

こんな感じの一般的な理由を伝えて、退会手続きをしてもらいましょう。

教室によっては、早めに手続きをしないと余計な月謝をとられる場合もあるため、やめると決めたら早めに相談しておくことをおすすめします。

そろばんのやめどきに関する口コミ・評判

そろばんのやめどきに関する声をSNSで集めてみました。

「それぞれ紹介しますね」

口コミ①：そろばん・暗算1級になって辞めた

上記のツイートのように、検定合格を区切りに辞める人も多いようでした。

「目標を達成して辞める」というポジティブな理由で終える場合が多いようですね。

口コミ②：中学2年生で辞めた

中学生で辞めたという声も多くありました。

理由は様々だと思いますが、部活が始まるなど子どもの生活が忙しくなるのが理由の一つではないでしょか。

口コミ③：楽しくてやめどきが分からない

辞めようと思ったものの、やってみたら楽しくて辞めどきが分からなくなったというツイートもありました。

そろばんが好きな子はずっと続けている場合もあります。

まとめ：そろばんのやめどきはいつ？

というわけで、「そろばんのやめどき」をテーマに解説しました。

そろばんのやめどきを考える際に重要となるのは以下の2つです。

その他にも、子どものやる気や親の都合などいろいろあると思いますので、状況をみながら柔軟に考えていけると良いと思います。

私の場合のように、一度やめたとしても、いつでも再開できるのもそろばんの魅力だとおもいますので。

「子どもも親も後悔のない選択をしたいですね！」