こんな人におすすめ
- 珠算検定が就活で役立つか知りたい
- 履歴書には何級から書けるか知りたい
- 最短で珠算検定に合格する方法を教えてほしい
結論からいうと、珠算検定の段位はもっていた方が就活に有利です。
実際には、珠算検定そのものの価値で就職が決まるというより、珠算検定を通じて学んだこと・感じたことが評価されることが多いと思います。
「私は珠算検定を通じて『粘り強さ』を学んだと思っています!」
この記事では、珠算検定は就活で役に立つのか?というテーマで解説します。
記事を読めば、珠算検定に合格するメリットや履歴書の書き方などが理解できますよ!
珠算検定とは?
珠算検定とは「そろばんを使った計算力・暗算力に関する資格試験」です。
珠算検定の種類
珠算検定といえば、以下の2つの検定のことをいうことが多いです。
- 日本商工会議所&日本珠算連盟 共催
- 全国珠算教育連盟
一般的に難易度が高いとされているのが「日本商工会議所&日本珠算連盟 共催」の試験です。
おおよそ、日本商工会議所の珠算検定1級が、全国珠算教育連盟の珠算検定の2段に相当すると考えられています。
おすすめの珠算検定
社会的な認知度の高さからも、就活に珠算検定を活かしたいなら「日本商工会議所&日本珠算連盟」の試験を受けておきましょう。
試験種目は「掛け算」「割り算」「見取算」の3種目で、各種目の点数は100点満点となっています。
合格基準は段位ごとに公開されているので、以下のページで確認してみてください。
取得しておきたい段位
一般的に、履歴書には3級以上から記載する場合が多いです。
ただし、実際に就活での実績としてアピールしやすいのは1級以上の段位ではないかと思います。
ちなみに、よみかきそろばんくらぶでは、そろばん講師を以下のように募集していました。
応募資格
そろばん:珠算2~3級程度以上(段位のない方は講師登録後に段位取得ができます。その際の費用はいただきません。)
よみかきそろばんくらぶ
「3級以上の合格がひとつのラインになっているんですね!」
珠算検定は就活で役に立つのか?段位取得のメリットを解説
珠算検定の段位を取得するメリットは以下のとおりです。
- 数学に強いことのアピールになる
- 集中力・忍耐力の証明になる
- 広くあらゆる業界で活かせるスキル
- 面接でアピールポイントに使える
- 一度取得すれば一生使える資格
「順番に解説しますね」
メリット①:数字に強いことのアピールになる
実際のところ、そろばんを実際の仕事の中で使用することはほとんどありませんが、どんな仕事でも少なからず「数字」は扱います。
会計や商品管理などの仕事だけではなく、セールスやマーケティングなど様々な仕事で数字は重要ですよね。
「数字に強い人材」は企業からも求められることが多いはずです!
メリット②:集中力・忍耐力の証明になる
珠算検定に限ったことではありませんが、資格を取得しているという事実は「目標に向かって努力したこと」の証明になります。
自分で定めた目標に向かって、適切に努力することができる人という印象を面接官に与えられるのは大きなメリットです。
「特に、そろばんの場合には『集中力・忍耐力』の証明にもなりますよね」
メリット③:広くあらゆる業界で活かせるスキル
そろばんで培われる以下のような能力は、あらゆる業界で活かすことができます。
- 計算力
- 暗算力
- 集中力
- 忍耐力
- 自信
上記のスキルはあらゆる職種で活かすことができますよね。
自分が志望する業界に合わせて、うまくアピールしてきましょう!
メリット④:面接でアピールポイントに使える
上記のメリットと重なりますが、珠算検定について面接で話題にすることで「自己アピール」につなげることができます。
例えば、「そろばんで挫折しそうになったときに乗り越えた経験」「今までの人生でそろばんが活きた体験」など、実体験を交えながら語って面接官にアピールしましょう!
アピール時のコツとしては、資格をもっていることをアピールするのではなく、資格取得から学んだことなどを伝えつつ、志望企業に貢献できそうな点をアピールするのが良いと思います。
メリット⑤:一度取得すれば一生使える資格
今のところ、珠算検定は更新制の資格ではなく、一度取得すれば一生使うことができる資格です。
そのため、目の前の就活で活かすこともできますし、将来、転職することがあればその際にも活かせるかもしれません。
一度身についた計算力・暗算力も使わないと多少の衰えはあるかもしれませんが、基本的には一生もののスキルです。
「若いうちに取得しておいて本当に良かったと思っています!」
珠算検定は何級から履歴書に書けるのか?
珠算検定を履歴書に記載する際にのポイントや注意点について解説していきます。
- 何級から履歴書に書けるのか?
- 履歴書に書く際のポイント
- 履歴書に書く際の注意点
「順番に見ていきましょう」
何級から履歴書に書けるのか?
一般的に、珠算検定を履歴書に書けるのは「3級から」です。
4級以下でも書いていけないわけではありませんが、面接官によっては非常識ととらえかねないので、記載しない方が安全だと思います。
なので、せっかくそろばんを習うなら「3級以上」をひとつの目安に頑張るのも良いでしょう。
そろばんのやめどきはいつ?「やめたい」という理由と対処法も解説履歴書に書く際のポイント
履歴書に珠算検定を記載する場合には、「正式名称」で書くことが重要です。
- 日本商工会議所珠算能力検定
- 全国珠算教育連盟珠算検定
上記のように正式名称で記載します。
就活では「履歴書を丁寧に作成しているか」もポイントになってきますので、間違えずに記載するようにしましょう!
履歴書に書く際の注意点
履歴書の資格欄は「資格を取得した年月順に記載する」というルールがあります。
似たような資格でまとめて書きたくなるかもですが、基本的には取得順に記入するようにしましょう。
提出を求められることは少ないですが、念のため資格取得の証明書は手元に置いておくと安全です。
「証明書をなくしてしまった場合には再発行しておきましょうね!」
珠算検定に就活のために最短で合格する方法【おすすめスクールを紹介】
今から珠算検定の合格に向けて勉強を始めるなら「そろばん教室(スクール)」の利用が良いと思います。
最短での合格を目指すならスクールを利用しよう!
そろばんは書籍やYouTube動画で独学することもできますが、効率的とはいえません。
特に、就活のように目標に期限がある場合には、できるだけ最短での合格を目指したいですよね。
最短での合格を目指すなら、やはり教えることのプロである「そろばん教室」を使うのが良いと思います。
そろばんを学べるおすすめYouTube【初心者向け4選】おすすめのオンラインそろばん教室3選
就活を意識し始めると、いろいろと忙しくなりますよね。習い事に使える時間の確保も難しい人が多いと思います。
そんな中、そろばんを習い始めようと思うなら以下のような「オンラインそろばん教室」の利用を検討しましょう。
- よみかきそろばんくらぶ
- おおぞらパス←動画教材オススメ!
- まなぶてらす
上記のオンラインそろばん教室では、大人の受講も可能です。
教室まで通う必要がなく、時間の融通も効きやすいのでオススメですよ!
珠算検定を就活に活かすための注意点
珠算検定を就活に活かすためには、以下の2点を注意しておきましょう。
- 珠算検定を活かせる業務や部署を把握しておく
- 段位はあくまでオプション
「それぞれ解説しますね」
注意点①:珠算検定を活かせる業務や部署を把握しておく
採用試験を受ける企業の中で、そろばんで習得した計算力・集中力などを活かせる業務や部署はどこか?ということを把握しておきましょう。
試験前にしっかりとリサーチしておけば、面接で質問されたときにもスムーズに答えることができます。
数字を扱うという点では多くの仕事内容で活かせるはずなので、自分の希望する業務とうまく掛け合わせて説明できるように準備しておくと良いですよ。
注意点②:段位はあくまでオプション
一般的な業務の中で「そろばん」を使うことは稀です。
採用試験では、そろばんを前面に出してアピールするというより、オプションとして必要があれば引っ張り出すくらいの気持ちでいると良いと思います。
繰り返しになりますが、あくまで「そろばんを通じて学んだこと」に焦点を当てて、自分の強みを面接官にアピールするようにしましょう!
珠算検定を就活で役立てたい人によくある質問
珠算検定を就活で役立てたいという人によくある以下の質問に答えます。
- 珠算検定の試験日はいつですか?
- 珠算検定はどこで受験できますか?
- 珠算検定は、下級から順に受けなくてはいけませんか?
「日本商工会議所&日本珠算連盟共催の珠算検定についてお答えしますね」
質問①:珠算検定の試験日はいつですか?
珠算検定は、3級以上は全国各地で同一日に施行されています。
最新の検定試験の日程は、日本珠算連盟のホームページでご確認ください。
質問②:珠算検定はどこで受験できますか?
毎年4回、全国の市町村商工会地区に設置される試験場で受験できます。
事前に、受験予定の試験会場を指定して申し込みをしましょう。
質問③:珠算検定は、下級から順に受けなくてはいけませんか?
どの級からでも受験できます。
自分の実力にあった試験に挑戦していきましょう。
まとめ:珠算検定を就活に役立てよう!
というわけで、「珠算検定は就活で役立つのか?」というテーマで解説してきました。
珠算検定に合格していると、就活において以下のようなメリットがあります。
- 数学に強いことのアピールになる
- 集中力・忍耐力の証明になる
- 広くあらゆる業界で活かせるスキル
- 面接でアピールポイントに使える
- 一度取得すれば一生使える資格
「数字」「計算」などはあらゆる職種で活かせるスキルです。
珠算検定の段位をもっていれば、スキルがあることを客観的に示すことができるのでメリットは大きいですよね。
とはいえ、珠算検定が就活の大きな武器になる場合は少なく、あくまでオプションとしてアピールするのが良さそうです。
「今から珠算検定を目指すなら、オンラインそろばん教室がおすすめ!」
就活に向けて珠算検定の合格を目指すなら、スクールの利用が効率的です。
- よみかきそろばんくらぶ
- おおぞらパス←動画教材オススメ!
- まなぶてらす
上記のようなオンラインそろばん教室をうまく使って、最短での合格を目指しましょう!